年齢を重ねてくると、小さな段差でも転んだり、思いもよらないケガをしてしまうことがあります。
バリアフリーのリフォームをすることで、そんな危険から身を守ることができます。
また、体が不自由な人にとっても、バリアフリーは快適な生活を送るために大事なこと。
玄関廻り、室内の段差解消、バリアフリーのリフォームは色々な場所で考えられます。
スロープや手摺設置などやり方も様々。
そんなバリアフリーのリフォームについて、工事の値段相場や施工方法、工事期間などをまとめました。
バリアフリーのリフォームの値段相場は
バリアフリーのリフォームの値段相場は、数万円から数百万円とリフォームのやり方によって大きく変わってきます。
例えば、玄関に手摺をつけるような工事であれば数万円でできますが、階段や廊下、浴室とトイレにも手摺を付けるとなると数十万円となります。
また、外廻りのバリアフリーなら、スロープや手摺の設置。
大きなリフォーム工事になるので、どうしても費用はかかります。
おうちまるごとのバリアフリー工事となると、値段もかかります。
どの部分をリフォームすれば快適になるのかをよく考えて工事の範囲を決めることが値段を決めるポイントとなります。
バリアフリーのリフォームの施工方法や流れは
バリアフリーのリフォームの施工方法は、まずは今の問題点となっている部分を撤去、解体工事をしてからバリアフリーのための施工を行います。
手摺の設置などをする場合は、現地を調査して手摺の取り付け工事となります。
どんなバリアフリー工事をするとしても、まずは現状を見てもらわないといけません。
専門業者に、今の気になる部分を見てもらいましょう。
バリアフリーのリフォームの流れは、まずはリフォーム会社にどんな工事をしたいのか相談に行きます。
そして、現地調査をしてもらい、見積もり作成と工事内容の説明をしてもらいます。
間取りの変更を伴うようなバリアフリー工事の場合は、専門的な知識と技術が必要。
信頼して任せることのできる業者を見つけることが大事です。
大きなリフォーム工事をすることになると、費用もかかります。
工事内容と見積もりが適正なのかどうか、じっくりチェック。
工事内容とプロから提案をよく考えて、任せるリフォーム会社を選びましょう。
バリアフリーのリフォームの工事期間は
バリアフリーのリフォームの工事期間は、どのくらいの工事をするかによって変わってきます。
１日で終わるような工事もあれば、数週間かかるような工事もあります。
玄関手摺の取り付けなど、１日で終わるようなものもあります。
おうちまるごとバリアフリーにするリフォームで間取り変更を伴うような工事になれば、数週間かかるような場合もあります。
住まいながらの工事となると、家具や家電を移動しながらになったり、どうしても時間はかかります。また、外回りのバリアフリー工事になると、天候によって工事期間が長くなることもあります。
外回りのバリアフリーといえば、スロープや手摺設置、コンクリートの養生期間なども必要となるので、余裕を持った計画にしておいた方がいいでしょう。
バリアフリーのリフォーム時の2つの注意点
バリアフリーのリフォーム時の1つ目の注意点は、補助金や減税制度をうまく活用することです。
バリアフリーの工事には、補助金や減税制度が適用される場合があります。
条件は色々ありますが、該当される場合はきちんと活用するべきです。
国や市の制度を調べておくこともいいですし、リフォーム会社に問い合わせるのもいいでしょう。
バリアフリーのリフォームは費用がけっこうかかるので、補助金が適用されることで工事の幅が広がるかもしれません。
2つ目に、どこをどんな風にバリアフリーにしたいのかを明確にすることです。
生活していく中で、どんなことが困難だと感じるか、危険な部分はどこかを考えましょう。
例えば、今後１階中心の生活になってくるとわかっているのであれば、２階のバリアフリーリフォームは必要ありません。
階段の上り下りはするかもしれませんが、２階の居室やトイレは使わないのであれば、階段のみ手摺があればいいですよね。
バリアフリーのリフォームを安くする方法は
バリアフリーのリフォームを安くする方法は、補助金の活用と必要な工事の見極めです。
リフォームが完成してから「ここもリフォームが必要だった…しておけばよかった…」とならないよう、 家のどこにどんなバリアフリー化が必要なのか、しっかり確認し計画的にプランを立てることが重要になってきます。
2度目のリフォームとなると更にお金がかかる事になりますので、そういった事が起こらないようにしましょう。
バリアフリーのリフォームで安全で快適な生活を
バリアフリーのリフォームをすることで、家族みんなが安全で快適な生活を送ることができるようになります。
どんな人にも優しい住まいになることで、毎日が楽しくなるでしょう。
人生１００年といわれる現代の中で、バリアフリーはとても重要なリフォームのひとつだと思います。
